測量士補 過去問
令和7年度（2025年）
問22
問題文
次の文は、ユニバーサル横メルカトル図法（以下「UTM図法」という。）及び平面直角座標系（平成14年国土交通省告示第9号）について述べたものである。（ ア ）〜（ オ ）に入る語句又は数値の組合せとして最も適当なものはどれか。次の選択肢から選べ。
UTM図法と平面直角座標系で用いる投影法は、ともに横円筒図法の一種であるガウス・クリューゲル図法であり、これらは（ ア ）図法である。
UTM図法に基づく座標系は、地球全体を経度差（ イ ）の南北に長い座標帯に分割し、各座標帯の中央経線と赤道の交点を原点としている。その縮尺係数は、中央経線上において0.9996、原点から東西方向に約（ ウ ）km離れたところで1.0000である。
平面直角座標系は、日本全国を（ エ ）の区域に区分している。その縮尺係数は、座標系原点を通る子午線上で0.9999、座標系原点から東西方向に約（ オ ）km離れたところで1.0000である。
UTM図法と平面直角座標系で用いる投影法は、ともに横円筒図法の一種であるガウス・クリューゲル図法であり、これらは（ ア ）図法である。
UTM図法に基づく座標系は、地球全体を経度差（ イ ）の南北に長い座標帯に分割し、各座標帯の中央経線と赤道の交点を原点としている。その縮尺係数は、中央経線上において0.9996、原点から東西方向に約（ ウ ）km離れたところで1.0000である。
平面直角座標系は、日本全国を（ エ ）の区域に区分している。その縮尺係数は、座標系原点を通る子午線上で0.9999、座標系原点から東西方向に約（ オ ）km離れたところで1.0000である。
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問題
測量士補試験 令和7年度（2025年） 問22 （訂正依頼・報告はこちら）
次の文は、ユニバーサル横メルカトル図法（以下「UTM図法」という。）及び平面直角座標系（平成14年国土交通省告示第9号）について述べたものである。（ ア ）〜（ オ ）に入る語句又は数値の組合せとして最も適当なものはどれか。次の選択肢から選べ。
UTM図法と平面直角座標系で用いる投影法は、ともに横円筒図法の一種であるガウス・クリューゲル図法であり、これらは（ ア ）図法である。
UTM図法に基づく座標系は、地球全体を経度差（ イ ）の南北に長い座標帯に分割し、各座標帯の中央経線と赤道の交点を原点としている。その縮尺係数は、中央経線上において0.9996、原点から東西方向に約（ ウ ）km離れたところで1.0000である。
平面直角座標系は、日本全国を（ エ ）の区域に区分している。その縮尺係数は、座標系原点を通る子午線上で0.9999、座標系原点から東西方向に約（ オ ）km離れたところで1.0000である。
UTM図法と平面直角座標系で用いる投影法は、ともに横円筒図法の一種であるガウス・クリューゲル図法であり、これらは（ ア ）図法である。
UTM図法に基づく座標系は、地球全体を経度差（ イ ）の南北に長い座標帯に分割し、各座標帯の中央経線と赤道の交点を原点としている。その縮尺係数は、中央経線上において0.9996、原点から東西方向に約（ ウ ）km離れたところで1.0000である。
平面直角座標系は、日本全国を（ エ ）の区域に区分している。その縮尺係数は、座標系原点を通る子午線上で0.9999、座標系原点から東西方向に約（ オ ）km離れたところで1.0000である。
- ア：正角 イ：12° ウ：180 エ：19 オ：90
- ア：正距 イ：6° ウ：90 エ：19 オ：180
- ア：正角 イ：6° ウ：90 エ：16 オ：180
- ア：正距 イ：12° ウ：180 エ：16 オ：90
- ア：正角 イ：6° ウ：180 エ：19 オ：90
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この過去問の解説 （3件）
01
（ア）UTMも日本の平面直角も、ガウス・クリューゲル図法＝角度を保存する正角図法なので正角が入ります。
（イ）UTM図法は地球を経度6度ずつの帯に分ける仕組みです。
（ウ）UTMの縮尺係数は中央経線で 0.9996 にしてあります。中心（中央経線）から東西へ離れると縮尺が１に近づきますが、約180 km離れたところで 1.0000 となります。（つまり中心から180 km付近で倍率がほぼ等しくなります）
（エ）日本の平面直角座標系は国内を19区域に分けています。
（オ）平面直角座標系の縮尺係数は基準子午線上で 0.9999 に設定されています。中心から東西へ約90 kmのところで 1.0000 に近づきます。
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02
以下、解答です。
不正答です。
不正答です。
不正答です。
不正答です。
正答です。
ア地図は、面積、形、距離、方位の全てを正確には描けません。UTM図法と平面直角座標系で用いる投影法は、ともに横円筒図法の一種であるガウス・クリューゲル図法であり、これらは正角図法です。
イUTM図法は、地球全体を経度６度ずつの６０のゾーンに分割し、それぞれの中央子午線とした横メルカトル図法で投影する座標系です。
３６０÷６＝６０と６が３つ並ぶんだ考えると覚えるのに都合がいいかと思います。
ウ180kmが正解です。原点から東西に約１８０ｋｍ離れると1.0000になります。
エ平面直角座標系は、日本全国を１９の区域に区分しています、これは、平面直角座標系が原点からあまりに遠い地点を表現することに適さないからです。
オ各区域の中央子午線で0.9999、約90km東西離れたところで1.0000になります。
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03
以下、解答です。
不正答です。
不正答です。
不正答です。
不正答です。
正答です。
・ア
UTM図法も平面直角座標系も横円筒図法の一種であるガウス・クリューゲル図法であり、正角図法です。
・イ
UTM図法は世界を経度6度ずつの60ゾーン（座標帯）に分割しています。
・ウ
中央経線の縮尺係数は0.9996で、約180km離れたところで縮尺係数が1.0000になります。
・エ
日本全国を19の区域に分割している平面直角座標系の区域数です。
・オ
それぞれの区域の中央子午線で縮尺係数が0.9999、約90km東西離れたところで1.0000になります。
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