測量士補(そくりょうしほ)とは、日本の測量法に基づく国家資格です。
測量法では、測量士補は測量士の作製した計画に従って測量に従事する者とされています。
基本測量や公共測量の仕事に技術者として関わるには、登録された測量士または測量士補であることが必要です。
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令和9年度(2027年) 試験日(予想)
2027年5月16日(日)
試験日まで、327日
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測量士補(そくりょうしほ)とは、日本の測量法に基づく国家資格です。
測量法では、測量士補は測量士の作製した計画に従って測量に従事する者とされています。
基本測量や公共測量の仕事に技術者として関わるには、登録された測量士または測量士補であることが必要です。
測量士補は、測量士の指示のもとで測量業務を行うのがメインの仕事です。
① 測量計画の準備
必要な地図や資料、測量機器(トータルステーション、GNSS受信機など)の準備を行います。
特に、測量機器のセットアップは測量士補の大切な仕事のひとつです。
② 現場での測量作業
基準点測量、水準測量、地形測量、GNSS測量、写真測量など実際に現場へ行って、土地の高さや位置を測ります。
③ 測量データの整理・計算
測定データをPCに取り込み、必要な計算(距離や面積の算出)を行い、測量結果をまとめて報告します。
CADソフトを使って地図や図面を作成することもあります。
測量士補になる方法は、試験合格ルートと、学校・養成施設ルートがあります。
どちらの方法でも、最終的には国土地理院への登録申請が必要です。
1. 測量士補試験に合格する
国土地理院が実施する測量士補試験に合格すると、測量士補になるための資格要件を満たします。
ただし、合格しただけで自動的に登録されるわけではありません。試験合格後に登録申請を行い、
測量士補名簿に登録されて、正式に測量士補になります。試験合格による登録申請では、登録免許税15,000円がかかります。
2. 大学・短大・高専や養成施設などを通じて登録する
試験を受けなくても、大学、短期大学、高等専門学校で定められた科目を修めて卒業した場合や、測量に関する専門の養成施設を修了した場合などは、登録申請によって測量士補になることができます。
また、学位授与機構による学士の学位授与を通じたルートもあります。
合格率は30~40%程度で、しっかり対策すれば十分合格できる試験です。
目安としては、初心者なら → 100~150時間(1~2ヶ月程度)、理系や測量の知識がある人なら → 50~80時間必要です。
1日 1~2時間 ずつ勉強すれば、2ヶ月で無理なく合格レベルに到達できると思われます。
まずは過去問を解いて、試験の全体像をつかむことが大切です。
出題の形に慣れると、どの分野を重点的に勉強すればよいかが見えやすくなります。
次に、測量に関する法規と、土台になる基礎的数学を押さえると学びやすいです。
現在の試験科目は、測量に関する法規、測地測量、測図測量、応用測量の4科目です。
これらに関連して、技術者倫理、測量の基準、基礎的数学、三次元点群測量も出題されます。
計算を含む問題もあるため、公式や考え方を覚えるだけでなく、手を動かして解く練習が大切です。
なお、測量士補試験では電卓は使えません。
紙で落ち着いて計算できるようにしておく必要があります。
また、古い教材を使う場合は、科目名の変更に注意が必要です。
現在の測地測量は、従来の多角測量、汎地球測位システム測量、水準測量をまとめたものです。
測図測量は、従来の地形測量、写真測量、地図編集をまとめたものです。
① 測量士
測量士は、測量士補の上位資格です。
測量法では、測量士は測量に関する計画を作製し、又は実施する者とされています。
測量の責任ある立場を目指したい人に向いています。
なお、測量士補試験に合格しただけでは、実務経験だけで測量士登録はできません。
試験合格ルートで測量士を目指す場合は、原則として測量士試験に合格する必要があります。
ただし、大学や養成施設など別の資格ルートでは、実務経験を経て測量士登録ができる場合があります。
② 土木施工管理技士
1級・2級があり、1級取得で大規模工事の現場監督になることができます。
土木施工管理技士は、建設工事の施工管理に関する国家資格です。
国土交通省は、技術検定試験に合格すると「技士」または「技士補」の称号を名乗れると案内しています。
測量の知識を建設現場で生かしたい人に向いています。
③ GISや地理空間分野の民間資格
地理空間情報やGISの知識を深めたい人は、民間資格や民間講座を学ぶのも役立ちます。
国家資格ではありませんが、地図データの活用やデジタル地図づくりの理解を深める助けになります。
④ ドローン関連資格
ドローン測量に関心がある人には、無人航空機操縦者技能証明が関連の深い資格です。
これは、無人航空機を飛行させるのに必要な技能や知識を証明する制度です。
⑤ 土地家屋調査士
土地家屋調査士は、不動産の表示に関する登記の申請手続について代理できる資格です。
法務省は、これは不動産の物理的な状況を登記簿に反映するために、調査・測量して図面を作成する手続だと案内しています。
測量の知識を、不動産や登記の分野で生かしたい人に向いています。
測量士補試験の試験地は、北海道、宮城県、秋田県、東京都、新潟県、富山県、
愛知県、大阪府、島根県、広島県、香川県、福岡県、鹿児島県、沖縄県の14か所です。
実際の試験会場は、受験票や国土地理院の会場一覧で確認します。
会場確保の都合により、近隣府県に変更されたり、追加されたりする場合もあります。
例年5月の日曜日に行われます。
令和8年(2026年)
・試験日:2026年5月17日(日)
・試験時間:13:30~16:30(3時間)
・入室:12:30~13:20
(試験の説明があるため、13:00までに試験室に入る必要があります。)
※本年度は実施済み
測量の基礎知識から最新技術まで幅広い範囲から出題されます。
測量士補試験の公式な試験科目は、次の4科目です。
① 測量に関する法規
② 測地測量
③ 測図測量
④ 応用測量
このほか、各科目に関連して、技術者倫理、測量の基準、基礎的数学、三次元点群測量も出題対象です。
また、令和7年4月1日から試験科目名が変更されています。
現在の測地測量は、従来の多角測量、汎地球測位システム測量、水準測量をまとめたものです。
測図測量は、従来の地形測量、写真測量、地図編集をまとめたものです。
古い教材を使うときは、この点に注意が必要です。
測量士補試験は筆記試験です。
択一式で全28問出題されます。
測量士補試験の受験申し込み方法は、「書面申請」と「電子申請」の2つの方法があります。
① 書面申請(郵送または持参)
受験願書は、国土地理院本院、各地方測量部、沖縄支所、各都道府県の土木関係部局の主務課、(公社)日本測量協会本部および各支部で配布されており、窓口か郵送での取り寄せとなります。受験願書の提出方法は、「国土地理院 総務部総務課 試験登録係」まで持参するか、簡易書留郵便で郵送します。
② 電子申請(オンライン申請)
令和7年の試験から、電子申請が可能になりました。
e-Gov(電子政府の総合窓口)を利用して申請します。
e-Govのアプリケーションをダウンロードし、インストールし、アプリ内で「測量士補試験の受験願書の提出」を検索し、申請を開始してください。
・受付期間:2026年1月5日(月)~1月22日(木)
・電子申請の受付時間:8:30~24:00(最終日は23:59まで)
令和8年試験は、書面申請・電子申請ともに同じ期間で受け付けられました。
なお、今回からは、受験案内の配布時期がこれまでより早まりました。
測量士補試験の受験手数料は、申請方法によって異なります。
書面申請(郵送または持参):2,850円(収入印紙を願書に貼付)
電子申請(オンライン申請):2,800円(電子納付)
受験票は、4月下旬以降に、受験番号と試験会場を記載したうえで受験者に送付されます。
なお、5月7日を過ぎても受験票が届かない場合は、
5月14日までに国土地理院へ問い合わせる必要があります。
試験科目の免除制度はありません。
・発表日時:2026年6月25日(木)9:00
・合格者の掲示:ホームページ等で一定期間公表
・通知:合格者は合格証書、不合格者は結果通知書(点数付き)が送付されます。
測量士補試験の合格基準は、700点満点中450点以上の得点です。これは、全28問中18問以上の正解に相当し、正答率約65%以上が必要となります。
試験概要:
問題数:全28問
配点:1問25点
満点:700点
合格基準:450点以上(18問以上の正解)
近年の合格率は約30%前後で推移しています。2025年は51.2%と近年で高めでした。
合格率が上下する主な理由は、合格基準が毎年一定(700点中450点)のため、問題の難易度によって合格者数が変わるからです。
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 2025(令和7年) | 13,363人 | 6,837人 | 51.2% |
| 2024(令和6年) | 13,633人 | 4,276人 | 31.4% |
| 2023(令和5年) | 13,480人 | 4,342人 | 32.2% |
| 2022(令和4年) | 12,556人 | 5,540人 | 44.1% |
| 2021(令和3年) | 12,905人 | 4,490人 | 34.8% |
試験に合格したあと、測量士補として正式に登録されるには、国土地理院への登録申請が必要です。
資格要件を満たした人が測量士補名簿に登録されて、はじめて正式な測量士補になります。
試験合格による登録申請では、登録免許税15,000円がかかります。
登録申請が受理されてから登録までの標準事務処理期間は50日間です。
時期によっては、これより長くなる場合もあります。
郵送で登録申請した場合は、登録後に登録通知書が送付されます。
電子申請で登録申請した場合は、e-Gov上で電子公文書(PDF)の登録通知書が交付され、郵送はされません。
有効期間
測量士補の登録には、有効期限はありません。
更新手続きも不要です。
また、登録申請の期限もありません。資格要件を満たしていれば、あとから申請することもできます。